今まで一緒に遊んだ大きい組に３歳児、４歳児が心を込めてプレゼントを作りました。３歳児からは、「本を読んだり、教科書で勉強したりするために」としおりをプレゼントしました。４歳児からは、手作りのメダルのプレゼントをしました。心のこもったプレゼントに５歳児も大喜びでした。また、５歳児からは３歳児へ「来年幼稚園で使ってね」と宝箱入れ、４歳児には、来年のきりん組とぱんだ組で使ってね」とゴミ箱をもらいました。お互いがお互いのためを思って心がこもったプレゼント。みんな、大切に使いましょうね。

　もうすぐ、大きい組さんとお別れということで、4歳児が中心となってお別れ会を企画してくれました。まずは、みんなで一緒に楽しく遊ぼうと、幼稚園に関する問題の〇×ゲームをしたり、誕生月仲間というふれあい遊びをしたりしました。〇×ゲームの問題は、４歳児が一所懸命考えたもので「結構難しい！」と言いながら５歳児も楽しんでいました。みんなで楽しく遊び、よい思い出がまた一つ増えました。

　今年度もお話しボランティアの方の協力により、5月から２月まで月１回お話会をしていただきました。毎月お話しボランティアの方が読んでくださる絵本を楽しみにしていた子ども達です。それと同時に、お話しボランティアの方との触れ合いも楽しみの一つとなっています。今年度最後ということで、１年間のお礼の気持ちを折り紙等で作った花束とメッセージカードで表し、お渡ししました。皆さんとても喜んでくださいました。
　このように、地域の方の温かいかかわりの中で子ども達は、心を豊かに育んでいます。お話会の方は、毎月お話会で読む絵本を、ネット等で調べて図書館に行って借りてくださったり、自分の子どもが小さかった時よく読んでいた絵本を持ってきてくださったり、幼稚園の子ども達が喜ぶようにと用意してくださっていました。温かいかかわりに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、地域の皆様に温かくかかわってくださっていることを通して、幼稚園の子ども達も、自分の周りにいる人に優しくできるようになってくれるといいなと思います。そして、様々なお話に触れる中で、言葉が豊かになったり、感性を豊かにしたりできるよう、今後もお話会の活動を大切にしていきたいと思います。