３歳児の子ども達は、入園して１週間が経ちました。「ここは○○組さんの部屋だよ」「ここの部屋にはたくさん絵本があるよ」と先生と一緒に園舎内を巡りました。“知る”ことから幼稚園に親しみをもち、安心して過ごせるようにかかわっています。

４、５歳児の子ども達は、進級したことに喜びを感じながら、登園する姿が見られます。新しい保育室、新しい先生や友達など、“新しい”ことへ期待に胸を膨らませるだけでなく、不安や戸惑いを抱くなど、いろいろな心の動きがあります。子どもの思いに寄り添い、これまでの経験をもとにしながら、一人一人が安心して様々なことにかかわろうとする姿を支えていきます。

　飼育をしていたほたるの幼虫が大きくなり、川に放流する時期がやってきました。いつも水槽の川砂の中に潜っていた幼虫が見えて、「大きくなってる！」「元気に動いてるわ！」と生長を喜びました。園近くの川まで一人ずつ幼虫を大切に運び、そっと川に放流しました。「元気に大きくなってね！」「また会おうね！」と、大きくなったほたるが飛来するのを楽しみにしています。
　ほたるの飼育・放流体験を通して、ほたるに親しみをもったり、関心を深めたりする姿につながりました。
　今後もこうした直接体験を通して、地域の自然や環境にも目を向け、「自分の住むまちが好き」という気持ちの根っこを育んでいきたいです。