保育室では、5歳児がこま回しを繰り返し楽しむ姿が見られています。紐を巻くところから始めますが、「すぐ、ぐちゃってなるな…。」「難しいなぁ…。」と持ち方や力加減などを調節しながら何度も試す姿が見られています。粘り強く取り組む姿を受け止め、繰り返し挑戦しようとする姿を支えていきたいと考えています。

園庭の木々も赤や黄色に色づき、季節の移り変わりを感じています。「きれいな葉っぱ見つけたよ。」と、園庭に落ちている葉っぱを集めたり、散らして遊んだりする姿が見られています。また、「葉っぱのカレー作ろう。」「いいね。葉っぱの野菜にしよう。」と、ごちそうに見立てて作ったものを友達や先生に食べてもらって一緒に遊ぶことも楽しんでいます。様々な自然物に存分に触れる中で、一人一人が感じていることや楽しんでいることに寄り添い、おもしろい！もっと！と心動かし、繰り返し遊ぶ姿につながるように関わっています。

「どんぐりが落ちてる」「黄色い葉っぱがあったよ」と、秋の訪れを感じる姿が見られ始めています。まだまだ暑い日が続きますが、教師自身も自然に目を向け、木の葉の色の変化や風の気持ちよさなど、子どもと一緒に感じたり子どもが気付いている姿に共感したりして、季節の移り変わりを感じられるよう関わっていきます。