夏の間、子ども達が虫に興味を向けられるように玄関にカブトムシやクワガタムシがいました。登降園時に親子で中をのぞいたり、「今日もゼリー食べてる。」と喜んで教えたりする姿が見られていました。 いただいたものもいたのですが、大半は昨年度のカブトムシが卵を産み、孵化したものです。命の大切さや不思議を改めて感じます。今年もつい先日、ケースの中を見てみると卵から孵化して、大きく成長した幼虫がたくさんいました。職員が、「もう少し広いおうちにしようか。」「おうちもきれいにしてあげないとだめだね。」と話していると子ども達がしぜんに集まってきて、幼虫に興味津々。大きい幼虫に驚いたり、ちょっとドキドキしながらも指で触ってみたりする姿が見られていました。 「また、来年元気で会おうね!」と声をかけて新しいおうちに送ってくれました。来年の夏に「久しぶりだね。元気なカブトムシになったね。」とまた出会えることを楽しみにしています。
過ごしやすい気候となり、園庭や団地公園では各クラスで体を動かすことを楽しんでいます。 乳児クラスでは、築山を登ったり、公園のデコボコしているところを歩いたりするだけで体を十分に動かして遊べるようです。歩くだけでしぜんに体のバランスをとったり、足で地面を蹴ったりしているのです。 幼児クラスは、運動会に向けてかけっこやダンスなどに親しんでいます。各クラス、これまでの保育の中で親しんできたものを題材にしながら、子ども達とともに作り上げていくことを楽しんでいるようです。「(おばけの)ばけちゃんからお手紙がきたの。」「忍者からプレゼントが届いたよ。」「いろいろな虫のまねっこするの。」など目をキラキラさせて教えてくれています。 各クラスの演技を回廊や園庭から見ながら、一緒に体を動かしたり、「がんばれ!」と温かい声援を送り合っている姿が見られています。“密にならないように”気をつけながら、大きい組さんへの憧れや遊びへの興味につなげていきたいと思います。
各クラスの発達過程に合わせて様々な水遊びを楽しみました。乳児クラスは、ゲームBoxの内側にビニール袋を張り、水の感覚がわかりやすくしたことで、子ども達も立ったまま水に手を伸ばそうとしたり、横からビニール袋を触ろうとしたりして、興味を持つ姿が見られました。少しずつ、スプーンなどの道具を使って水をすくうなど、遊びの広がりもうかがえます。 幼児クラスでは、夏まつりでもらった水鉄砲で繰り返し遊びました。先生が作った本物の泥がついている『どろんこおばけ』を的にして、的あてに挑戦していましたよ。 また、入水回数は少なかったものの、今年はプールにも入ることができました。ダイナミックに水しぶきを立てたり、水中に体を沈める経験をしたりして遊ぶことができました。