5歳児さくら組の子どもたちが、雨どいや竹を組み合わせて、友達と相談しながら遊んでいます。「じょうろの水を遠くまで流したい」という共通の目的を達成するため、「ここつないでみる?」「あれ?水が流れないな」「わかった!こうしよう!」「ここを高くすると水が遠くまで流れる!」と何度も何度も試行錯誤して遊んでいました。子どもたちの遊びの中には、学びがいっぱい。遊びを通して、学びの土台を育んでいるさくら組の子どもたちです。
梅雨も明け、夏がスタート! 3歳児ばら組の子どもたちが、ビニールを貼ったフープを手に持ち、シャワーから出てくる水しぶきに向かって「キャー!」と歓声を上げて遊んでいます。顔に水がかからないように、フープを頭の上にのせていると、いつの間にかフープの中に水がたまってくることに気付き、「水がたまってる!」と同じ場で遊んでいた友達に、言葉で伝えていましたよ。おもしろい発見をすると、言葉で人に伝え、人とのつながりが生まれていくのですね。
築山で毎日、砂・土・水に触れて遊んでいる4歳児ふじ組の子どもたち。「築山を掘ってたくさん水をためるんだ!」とそれぞれが思い思いに遊んでいるうちに、「つながったー!」といつの間にか、2つの遊び場がつながって、大きな池のようになりました。 「たくさん水を流したい」と目的をもち、じょうろを4つ持って、水を流す子どもの姿もありましたよ。目の前の面白そうと感じることに心がむくっと動き、やってみようと行動する。そんな子どもの姿を大切にしていきたいです。