2020/11/10 ■おおきくなあれ

「おおきくなぁれっていっしょにいおう」と4歳児の子ども達が話しています。子ども達の様子を見ていると、先日種まきしたニンジンとホウレンソウに水をあげるところでした。少し芽が出てき始めて嬉しかったのでしょう。3人で、ニンジンとホウレンソウに「おおきくなぁれ」「おおきくなぁれ」と声を合わせ水をあげる子ども達です。子ども達の「おまじないの言葉」が届きますよに。


2020/11/06 ■カサカサするね

園庭や園周辺には、色とりどりの葉っぱが落ちています。保育者が、落ち葉を集め、たらいに入れておくと、2歳児の子ども達が早速その落ち葉を触りだします。ギュッ、ギュッと抑えて「気持ちいいね」「カサカサするね。」とつぶやきます。手で握るとパラっと粉々になるのがわかると「ふりかけつくろう」と粉々にしながらその感触を味わいます。一人が、両手にいっぱい落ち葉を掴んで、空に舞いあげると歓声があがり「はっぱの雨や」とみんなで落ち葉を舞いあげます。落ち葉ひとつで、様々な事を感じイメージする子ども達の感性の豊かさには感心します。五感を通して感じる子ども達の思いに寄り添い、共感しながら保育を進めていきたいと思います。


2020/11/04 ■はじめてのさんぽ

1歳児の子ども達が、近くの勝部神社まで散歩に出かけました。勝部神社に向かう道中、肌をなでる心地よい風、ねこじゃらしなどの草花、道に落ちている色とりどりの落ち葉、小学校の駐車場に停めてある車、、見るものすべてが興味深く、指さししては「あっ。」あっ。」と教えてくれる子ども達です。勝部神社でも、砂利や落ち葉の上を歩いてその感触や音を楽しんだり、石段を四つ這いになって登り下りを繰り返したり、シイの実を指さしながら、手にいっぱいになるまで集めたりと自然に十分に触れて遊ぶ姿が見られました。見つけたこと、感じたことを表情やつぶやき、身振り手振りで一生懸命教えてくれる子ども達です。さんぽで出会う様々な自然は、子ども達の五感を刺激し心を豊かにしてくれることを改めて感じました。