「むっくりくまさん、むっくりくまさん、あなのなか〜」保育者が歌う中、子ども達は“くま”になって眠っています。今までは、保育者に追いかけてもらうことが嬉しかった２歳児の子ども達。最近は、保育者や友達を追いかけることが楽しいようです。保育者が「食べられちゃうぞ〜」と歌い終わると、、眠っていた“くま”達は、むくっと起きだして「がお〜。」とみんなを追いかけます。保育者や友達とのやり取りを十分楽しんでいる子ども達です。

０歳児の遊びのコーナーの壁には、いろいろな食べ物の絵がはってあります。その絵を指さししては、保育者に「おにぎりね。」「ぶどうね。」と答えてもらうことを喜んでいた子ども達。最近は、その絵を触って食べる真似をしています。子ども達にとって一番身近な「食べる」という経験を再現しているのです。子ども達の傍に近づくと、おにぎりの絵をつかむ真似をして、手を差し出して、ご馳走してくれます。「ありがとう。むしゃむしゃ。」と食べる真似をすると、とても満足そうに何回もご馳走してくれる子ども達です。

幼児クラスの子ども達は、朝の冷たい空気を肌で感じながら、登園後、園庭で走ったり、縄跳びをしたり体を十分に動かして遊んでいます。「今日は、○周走ろう。」自分なりの目標を持ったり「○○ちゃんと一緒に走ろう。」と友達と走るペースを合わせたりしながら、楽しんでいるマラソンも子ども達の楽しみのひとつです。朝の「のびのびタイム」で、子ども達の心と体が目覚め、
元気に一日が始まります。