子ども達の日々の遊びの様子や遊びの中から生まれたものをぜひ、保護者の方々に見ていただきたいと考え、今年度は「あそんDEアート」を実施しました。その名のごとく遊びがアート(芸術)になるというものです。 散歩先で見つけてきたドングリも各学年で様々な使い方、遊び方をしていることに気付いていただけたでしょうか。また、それぞれのクラスでのごっこ遊びや今まで取り組んできた団子作りや洗濯遊びなど子どもならではの世界観が溢れていて、子どもの遊んでいる様子が目に浮かんでくるようでした。 子ども達も遊戯室に見に行って、“どうなってるのかな”とのぞき込んだり、「これドングリや。」と知っている素材を探したりして見ることも楽しんでいたようです。保護者の方々からは鑑賞のコメントをいただき、子ども達の思いを十分に受け止めていただくことができました。ありがとうございました。
園庭や団地公園では、様々な運動遊びを楽しんでいます。ばら組は、ポックリに挑戦中。手と足を協応させながら前に進むのは、大人は簡単に感じますが子どもにとっては結構難しく、みんな真剣な顔で取り組んでいます。少しずつコツがつかめると乗れるようになったことが嬉しくなって、斜面を登り始めたりしていました。 子ども達の“できた”という達成感や“やってみよう”という意欲は大切ですね。 園庭の樹々を活かしてのボール入れも楽しい遊びの一つです。「こんなに高く投げられるよ。」と友達と比べっこしてボール投げを楽しむ姿も見られています。子ども達が繰り返し遊べる環境を整えながら、様々なことにチャレンジしていけるようしたいです。
夏の間、子ども達が虫に興味を向けられるように玄関にカブトムシやクワガタムシがいました。登降園時に親子で中をのぞいたり、「今日もゼリー食べてる。」と喜んで教えたりする姿が見られていました。 いただいたものもいたのですが、大半は昨年度のカブトムシが卵を産み、孵化したものです。命の大切さや不思議を改めて感じます。今年もつい先日、ケースの中を見てみると卵から孵化して、大きく成長した幼虫がたくさんいました。職員が、「もう少し広いおうちにしようか。」「おうちもきれいにしてあげないとだめだね。」と話していると子ども達がしぜんに集まってきて、幼虫に興味津々。大きい幼虫に驚いたり、ちょっとドキドキしながらも指で触ってみたりする姿が見られていました。 「また、来年元気で会おうね!」と声をかけて新しいおうちに送ってくれました。来年の夏に「久しぶりだね。元気なカブトムシになったね。」とまた出会えることを楽しみにしています。