秋晴れの空の下、1歳児たんぽぽ組さんが回廊で遊んでいます。 本園の魅力のひとつである『回廊』は、園舎中央の園庭をぐるっと囲み、園庭や団地公園を上から見渡すことができます。 秋の涼しい風を感じながら、先生に「まてー」と追いかけてもらい存分に体を動かしたり、大きい組さんの太鼓の音、冬野菜の栽培物、風で揺れる木々の様子など一人一人が「わくわくすること」との出会いを楽しんだりしていました。
大きな桜の木の下で、かくれんぼが始まりました。 「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10」 2歳児の子どもたちが楽しいフレーズにのせて10まで数えています。ノンタンが絵本の中で、10まで数える姿に親しんでいるので、いつの間にか、覚えたようです。 鬼の子がいっぱいで、みんな一緒に数えるのが楽しい様子。隠れているのは、先生とお友達の二人だけ・・・。 隠れているといっても、全部姿は見えています。 見えているかくれんぼ?が、今、面白いんだよね。 何度も何度も、数えては、走って見つけに行って、「みーつけた」と指をさして笑って・・・また大きな木に戻って、数える…を繰り返し楽しんでいました。 安心できる先生や周囲の子どもたちとの安定した関係の中で、共に過ごす心地よさを感じている姿がみられました。
浮気団地公園には、ちいさな命が生まれています。2歳児の子どもたちが、小さなバッタをみつけました。3人の子どもたちが頭をくっつけて、じーっと見ています。ぴょこぴょこ動くバッタ・・・さわってみたい・・・でもちょっと怖いな・・・心の葛藤がしばらく続いた後、やっぱりさわってみよう!と手が伸びました。 「つかめた!」満足気な表情。小さな手で、小さな命をつぶさないように指先の力を加減しています。体験を通して、指先の感覚を豊かにする姿に出会えました。 周りの二人もにっこり。言葉はないけれど、「よかったね」と、心がつながった瞬間です。