10月の運動会に向けての取り組みが少しずつはじまっています。５歳児はリレーもさることながら、ポンポンとフラッグを使った団体演技に取り組んでいます。一人ひとりがのびのびダンスすることはもちろんですが、みんなで取り組むからこそきれいに見えるということにも挑戦しています。子ども達のアイデアも交えながら団体演技に取り組んでいます。どうぞお楽しみに！

　まだまだ、暑い日が続いていますが、10月の運動会に向けて休憩時間を確保しながら、少しずつ取り組みを始めています。
　５歳児は、１学期から少しずつクラス対抗のリレーを楽しんでいました。最初は、勝負よりも、自分が走りきる、カーブを走ることが楽しく取り組んでいました。回数を重ねるうち、相手のチームに勝ちたい思いや、リレーは一人で勝負するんじゃないということを感じ始めています。今までは、ぱんだ組が負けることが多かったのですが、悔しい思いから、家でもおうちの人とダッシュの練習をしているという子やかけっこといういう絵本を図書館で借りてきて、クラスのみんなで読んだり、作戦を考えたりし、先週末からは、ずっとパンダ組が勝利していました。「やっぱり、みんなで頑張ったら勝てるんだ。」ということを感じているようです。方やきりん組は、前までずっと勝っていたのに全然勝てなくなり悔しい思いをして、こちらも勝負心に火が付き、クラスでたくさん作戦会議をしたようです。「もう、ぱんだには勝てないかも・・・。」と弱気になる子もいましたが、「諦めたらあかん、絶対また勝てる！」とお互い励ましあう姿がありました。その結果、今日は久々にきりん組が勝利！きりん組の子ども達は、跳びあがって喜んでいました。ぱんだ組は悔しそうな表情を浮かべ、「もう一回みんなで考えよう！」子ども達が言っていました。
　勝ち負けがあるものは、もちろん勝ちたいと思うのが人間の誰しもが持つ思いです。その気持ちも大事にしつつ、「友達と対話を重ねていい方法をみんなで見つけ実行してみる」ことや「人にはそれぞれ得意なこと苦手なことがあるけれど、みんなで補い合う大切さ」「いろいろな思いや考えがある中で、互いに思いやりながら対話していく大切さ」「困難なことに出会ってももう一度そこから立ち直る心の強さ」「友達を信じる気持ち」など勝ち負けよりも大切なことをたくさん経験してほしいと願っています。
　きりん組もぱんだ組もがんばれ！

今日から2学期の午後保育が始まりました！久しぶりに友達や先生と食べる弁当はとてもおいしかったようです。おうちの人の愛情たっぷりの弁当を食べて、２学期も元気に過ごしていきたいと思います。保護者の皆様、弁当作りよろしくお願いいたします。