2024/12/23 ■シチューパーティーをしました

12月17日(火)に、幼稚園で子ども達が栽培していたカブを使ったおいしいシチューをいただきました。
とても寒い日でしたが、子ども達は朝から畑でカブを収穫し、冷たい水で土を落としきれいに洗いました。
「つるつるになった」「お腹がすいてきた」など、これからの活動を楽しみに友達と話していました。

ジャガイモ・ニンジン・タマネギ・カブとカブの葉などの野菜を調理する様子を見たり、5歳児は自分たちで調理も体験しました。家庭で食べているシチューを思い返し「お肉も入れないと!」と教師に言いに来る子どももいました。

遊戯室からいい匂いがするので、煮込む様子を見に来ると、さらに期待が高まります。保育室では、待ちきれない気持ちで準備し、みんなで「いただきます」のあいさつをして笑顔いっぱいでいただきました。

小さな種から育てたカブが大きく育ち、このようにおいしくいただけた経験を通して、食材や食べ物を大切にする気持ちや、調理してくださっている人への感謝の気持ちが育まれることを願っています。


2024/12/09 ■音遊び(5歳児)

3歳児、4歳児に続き、最後は5歳児の保育参観を行いました。5歳児は、今までの経験をもとに「大きな太鼓するんやろ?」「木琴がいい」など、昨年度の年長児が使っていた楽器に憧れをもって選んだり「みんなで何かの歌で楽器しよう」「何の歌にする?」など、ステージで合奏をすることを楽しみにしたりする姿が見られました。

担当の楽器を決めるのも、合奏曲や歌を決めるのも、クラスみんなで話し合います。「みんなが好きな曲」「みんなが納得できる決め方」など、難しいですが一生懸命に意見を出し合いました。

合奏は、一つ一つの楽器が役割をもち、楽器ごとに分担したり複数の楽器を同時に鳴らしたり、みんなで一斉に鳴らしたりします。繰り返すうちに子ども達は構成を覚えて、友達を見つめて開始の合図を待ったり、自分の前のパートの楽器を見守りながらリズムを刻んだり、太鼓やシンバルの出番を”がんばれ〜””ここだよ!”と心の声が聞こえてくるような表情で見守ったりしていて、クラスみんなで合奏する楽しさを存分に味わう姿が見られました。

最後に学年みんなで歌った「にじ」は、お家の方から「感動しました」と温かい言葉をいただきました。幼稚園で、歌やリズムに親しみ、存分に遊んだ経験を大切にしてほしいと願います。


2024/12/09 ■音遊び(4歳児)

カスタネット・スズ・タンブリン・トライアングルなどの打楽器を使って、日ごろから親しんでいる曲に合わせて鳴らすことを楽しんできました。
先週木曜日は、楽器や歌に親しんでいる子どもたちの遊びの様子をお家の人に見ていただきました。

4歳児になると、曲想に合った楽器や鳴らし方を意識し始めるようになるとともに「これ(スズ)クリスマスみたいやな」「カスタネットばっかりで鳴らしたい」と、同じ楽器の音がそろう美しい音色を感じたりするようになり、分担奏を心地よく楽しむ姿がありました。

3歳児の時とはちがい「お家の人が見ている」ことを意識し、照れくさそうに笑ったりいつもより張り切って歌ったり、とても嬉しそうでした。

曲が聞こえてきたら体を動かしたくなる、体験や絵本の中でフッと思い浮かぶ歌を口ずさむ、自然音や生活音の不思議に耳を傾ける、このような幼児期ならではの「音や歌との出会い」を大切にしていきたいと思います。