入園して3週間が経ち、少しずつ幼稚園で過ごすことに慣れてきたたんぽぽ組の子ども達。登園時は、お家の人と離れることに涙が出る日もありますが、しばらくすると好きな遊びを見つけて笑顔で遊べるようになってきました。
　朝の身支度は、先生と一緒にタオルやコップなど一つ一つ自分のマークのところに出していきます。みんなで「おはようございます」と朝の会を終え、「お外で遊ぼうか。」と誘うとみんな喜んで帽子をかぶって靴箱へ一直線。上靴から靴へ履き替えることにも少しずつ慣れてきました。靴がはけた子どもから、砂場やブランコなど好きな場所で遊びます。「せんせー、みて。」と砂で山を作ったり、「せんせー、おして。」とぶらんこをおしてもらったり先生と一緒にいると安心なようです。

　４，５歳児が地球市民の森へお弁当を持って出かける予定でしたが、あいにくの雨天のため散歩は延期となりました。「また晴れたら行こうね。」とそれぞれの学年で過ごしました。
　お昼はせっかくのおにぎり弁当を遊戯室で４，５歳児一緒に食べることにしました。それぞれ持ってきたレジャーシートを広げると、もうピクニック気分になっておにぎりを見せ合いっこしたり、おにぎりの具自慢が始まったりして、楽しいランチ風景が見られていました。

　地域の「おまがりぼたるを守る会」よりいただいたヘイケボタルの幼虫を昨年度の秋から園内で飼育してきました。その幼虫を４，５歳児が来月大曲の田んぼに放流します。その前にいつもお世話になっているほたるのおじいさんからヘイケボタルについてお話をしていただきました。５歳児は、昨年経験したことをよく覚えていて、ヘイケボタルの生態をクイズを交えながら楽しく学ぶことができました。
　ゴールデンウイーク明けの５月８日、ほたるへと成虫になることを願って放流しに行く予定です。