10月に雨で延期となったバス遠足。 「次は晴れるといいな」子どももお家の方も職員もみんなで祈っていました。 当日は天候に恵まれ、太陽のあたたかさを感じながらバスに乗って出発しました。 運転手さんが「今日は天気が良いので、琵琶湖が見える道を通って行くよ」とご配慮くださいました。天気が良いと車窓から見える景色も格別で「琵琶湖や!きれいやな」「八幡山はどれかな?」など、会話が弾みます。 八幡山に着くと「よっしゃ!登るぞ!」と気合いを入れて出発しました。 なだらかな道をのんびり歩いたり、険しい斜面で木の根や幹を握りクライミングのように登ったり、山には子どもの心を揺さぶる魅力がいっぱいです。 分かれ道でどの道を選ぶか、どのように体を使うか、先に進むための選択をする場面が無数にあり、それぞれが自分の心と体と相談し、友達の様子を見ながら小さな判断を繰り返しすすむ姿に、頼もしさを感じました。 木漏れ日がさす頂上付近で「もうすぐや!」とラストスパートをかけ、友達と一緒にすがすがしい表情で頂上からの景色を眺めていました。 みんなで協力し合い、登れてよかったね。 前日に一日中降り注いだ雨が心配でしたが、山のコンディションもとても良く、お父さんサークル「どんぐりさん」の力強いサポートのもと、安全で充実した教育活動を実施することができました。
3歳児が、びわこ地球市民の森へ初めてのバス遠足に出かけました。 バスが動くと「出発〜!」信号待ちで止まっていると「まだかな〜」短い距離なのですが、先生や友達とバスの中にいるだけで、心がワクワクしている様子でした。 広場に到着するまでの道中に、大きなクヌギのドングリを見つけ、瞳を輝かせて集め始めはした。なかなか到着しませんが、こんな寄り道の中に、子ども達の発見や感動がいっぱいつまっています。 大きな石が山のように積まれたところを、何度も登ったり降りたりして遊んだり、散歩コースで落ち葉やドングリを拾ったり、広い芝生で先生や友達と追いかけっこしたりと、豊かな秋の自然の中で存分に体を動かして遊ぶことができました。 到着してからずっと「おにぎり食べようよ」と一番の楽しみにしていた弁当は、ぽかぽかお日様のもとでおいしくいただくことができました。
4歳児が、バスに乗って近江富士花緑公園に行きました。 当日は小春日和のとても良い天気で、子ども達の気持ちもおのずと弾んでいるようでした。 花緑公園に到着すると、美しく色づく木々が視界いっぱいに広がりました。「わ〜きれい!」と、大きな木を見上げたり、珍しい形や色の落ち葉を選んで集めたり、両手いっぱいに搔き集めた落ち葉を1・2の3でフラワーシャワーのように友達とかけ合ったりと、動き出さずにはいられません。自然の力は偉大ですね! お父さんサークル「どんぐりさん」に励まされながら、山登りをする中では、大きなシダの葉から恐竜の住む世界をイメージしたり、陽当たりによって山道が暗くなると「お化けがでてきそう」明るくなると「脱出成功!」など、友達と探検のイメージで遊んだりする姿が見られました。 みんな、最後まで自分で歩くことができました。 先に到着したわかば組が、続いて到着するひまわり組の姿に思わず「おかえり〜!」と駆け寄るほほえましい姿に、心があたたかくなりました。 安全で充実した園外保育にご協力いただいた、お父さんサークル「どんぐりさん」、ありがとうございました。